店舗集客には欠かせない「友達になりたい」という気持ち
店舗集客設計士のヤマモトヒデユキです。
今回のテーマは「店舗集客には欠かせない”友達になりたい”という気持ち」について。
結論から先に言うと・・・
あなたが集客したいと考える理想の顧客を決めるためには、
友達になりたいと思う相手に対して、好きなことや趣味嗜好について尋ねたりするように、
「相手をよく知ること」からはじめることが大切です。
あなたのお店の商品やサービスを買ってくれるターゲットを決める方法は色々とありますが、
専門用語で言うところの、
・セグメンテーション
・ターゲティング
という手法を用いて導き出すのが一般的です。
その他の効果的な方法も機会があればご紹介していきたいと思っていますが、
まずは、基本となるセグメンテーションとターゲティングについて理解することをおすすめします。
セグメンテーション
「セグメンテーション」を一言で表現すると、市場を細分化するということ。
何故、細分化するかというと、すべてのお客様を満足させることはできないので、
例えば10代・20代・30代…というように年齢別に細分化したり、
大阪・兵庫・京都…というように地域別に細分化したり。
あなたのお店が提供できる商品やサービスが、有利に戦っていける市場にフォーカスするためです。
ターゲティング
大企業のマーケティング担当者でも言葉の違いを理解していないケースが多いのですが
「セグメンテーション」で、細かく分けられた個々の市場を「セグメント」と言います。
「セグメント」毎の特徴をじゅうぶんに理解したうえで、
あなたのお店の商品やサービスが最も売れそうなセグメントに
照準を定めていくことが「ターゲティング」になります。
ターゲットが定まってから商品やサービスを開発するのか?
商品やサービスが決まってからターゲットを探すのか?
意見は分かれるところですが、
私のコンサル実績では圧倒的に後者のほうが成功例が多くなっています。
入口はいずれであっても、
それぞれを行ったり来たり試行錯誤しながら、
ライバルとなる他店と差別化したり競争を避けたりするために
独自の立ち位置を決めることを「ポジショニング」と言います。
あなたの友達は何処にいるのか?
友達と仲良くなるためには何をすべきか?
身近なものに例えて妄想することが「正解」への近道になることもあります。
以上、参考になれば幸いです。
店舗集客コンサルタント ヤマモトヒデユキ