店舗集客のための小規模店舗のブランド戦略
店舗集客設計士のヤマモトヒデユキです。
今回のテーマは「店舗集客のための小規模店舗のブランド戦略」について。
結論から先に言うと…
ターゲットが何かを欲する時に
「ウォンツ」の選択肢として想起してもらえること、
つまり「あなたの店に行こう」と思い出してもらえなければ
どれだけ良い商品やサービスを揃えていても売上にはつながらないので
「こんな風に思われたい」とターゲットの記憶に残る活動を
多角的にそして地道に積み重ねていくことが重要です。
戦わずに勝つ代表的な方法がブランドの構築となるわけですが、
小さなお店がブランドを築くためには、次の7つがヒントになります。
1.常に新しいことに挑戦し続ける
業界の常識や慣例にとらわれない新しい挑戦を続ける。
2.アイデンティティを打ち立てる
独自の価値観とぶれない姿勢で存在価値を明確にする。
3.特定の分野でリーダーになりきる
1番になれる分野を発見しリーダーになる努力をする。
4.フォーカスする
「このサービスならこのお店」となる1点に集中する。
5.今の実力以上の約束をする
高まる期待に応えるべくクリアできるよう全精力を注ぐ。
6.話題を集める
注目を浴びるような広告をうてるような企画を立てる。
7.アイデアで勝負する
お客様に媚びずワクワクさせるようなアイデアを出し続ける。
「ブランディング」や「ブランド構築」などのキーワードで
検索するとヒントになるようなことがたくさん出てきますが、
難しい話や大企業向けの取組みを省いていくと
概ねこの7つに絞られます。
何度もしつこく申し上げますが、
「ウォンツ」の選択肢としてお客様に想起させることが
ブランディングの目的といっても間違いではありません。
そのためには、
お客様にどう思われたいか?
どんなイメージで記憶してもらいたいか?
をあなた自身が明確化することが前提となります。
そのうえで、記憶に残してもらえるような
上記7つの取組みを
あの手この手で継続していくことが
ブランド構築に向けたロードマップです。
ここで一番気を付けなければいけないことは、
「どう思われたいか」は
決して今のあなたのお店ではなく、
あなたのお店が将来目指すべき
「あるべき姿」として印象付けていく、
ということが最大のキモとなります。
以上、参考になれば幸いです。
店舗集客コンサルタント ヤマモトヒデユキ