店舗集客につなげるプロモーションの基本的な考え方
店舗集客設計士のヤマモトヒデユキです。
今回のテーマは「店舗集客につなげるプロモーションの基本的な考え方」について。
結論から先に言うと…
いかに価値のある商品やサービスを揃えても
それが偽りなく魅力的にお客様に伝わらなければ
購入されることはありません。
つまり、どこで、どんな方法で、商品やサービスのどんな価値を伝えれば
お客様が「あなたの店で買おう」と決断するのかを考えることが
プロモーションを行う上での入口であり最も重要なポイントとなります。
店頭での販売を基本的な商売の柱とする小規模店舗経営者の場合、
他社がつくった商品やサービスを自分のお店で売る場合と
自社がつくった商品やサービスを自分のお店で売る場合の
大きく2種に分類されますが、
いずれの場合も、店頭でお客様に販売されて、はじめて売上となります。
店頭での販売を後押しする考え方には
「プッシュ戦略」と「プル戦略」があります。
言葉のイメージでなんとなく想像できるかもしれませんが
「プッシュ戦略」は店頭でチラシを配ったり
試食や試飲など販売する商品やサービスをお試しする機会を提供したり、
衝動買いが多い場合や、商品の選択が主に店頭で行われる場合、
商品やサービスの価値が実際に触れてみないとわかりにくいような
場合に効果を発揮します。
「プル戦略」はテレビや新聞などに広告を載せたり、
商圏の駅前でチラシを配ったり、或いはインターネット上に広告を載せたり、
目的を持って店舗へお客様を集めることが目的になり、
あなたのお店や商品のブランド力や認知度が高い場合や、
お客様が店に行く前に何を買うかを決めてしまうような
場合に効果を発揮します。
このように、
あなたの店の認知度や
あなたの店で提供する商品・サービスの「選ばれ方」によって
打つべきプロモーションは変わってくるということです。
プロモーションの種類には
広告・販売促進イベント・PRなどがありますが、
お客様があなたの店の商品やサービスを認知し、
購入に至るまでのプロセスの中で、
・どこで接点を持つか?
・その接点でどんな体験を提供すればお客様の心に響くのか?
・そこにどれだけの経費や労力を投入するのか?
と大きくは3つの視点でプロモーションを考えていくことが集客への近道となります。
以上、参考になれば幸いです。
店舗集客コンサルタント ヤマモトヒデユキ