店舗集客に差が出る「見えない価値」を売るということ

店舗集客設計士のヤマモトヒデユキです。
今回のテーマは「店舗集客にとって大切な”見えない価値”」について。

結論から先に言うと…
「デザインが良い」「丈夫だ」「安い」といった
店頭において比較的視覚で判断しやすい価値は
あなたや従業員が伝えなくてもお客様に伝わりますが、
「考え抜いて生まれた斬新なコンセプト」「長い経験だからこそ生まれた独自の技法」など
あなたや従業員が言葉にしないとお客様に伝わらない
店頭に置いて比較的視覚で判断しにくい価値を”見える化”することが
圧倒的な競争力を生むことがあります。

「品揃え」だけで売れる時代はとっくに終わっているので、
お客様の心の満足に貢献する目に見えない価値を併せ持つ
モノやサービスの「情報揃え」をやっていこうということです。

もちろん、「目に見える価値」も大切な価値ですが、
それに加えて「目に見えない価値」をしっかりとお客様に伝える工夫が
これからの店舗ビジネスにおける独自化や差別化の源泉となります。

では、目に見えない価値を”見える化”するには
どうすればよいのでしょうか?

目に見えない価値とは「知ると欲しくなる情報」です。
つまり「先に情報、後にモノ」ということになります。

商売の視点を「先に情報、後にモノ」に切り替えたとたん、
広告や店舗環境やPOPやセールストークなど、
お客様の目に触れるものや耳に入るものなど
すべてが変わっていく(変える必要がある)と思いませんか?

そういった、いわゆる顧客接点における
「お客様が見たこと聞いたこと感じたこと=顧客体験」が変わると、
あなたの店が「商品を手に入れる場所」から、
ライバル店では体験することができない「楽しい時間を過ごす場所」に変化していきます。

「見えない価値を売る」ということは
時代の変化やお客様のニーズをとらえた
新しいカタチの情報発信であるとともに、
新しいカタチの顧客体験の提供であり、
それはお客様に選ばれるための
新しいカタチの店舗ビジネスの基本形態だということです。

以上、参考になれば幸いです。

店舗集客コンサルタント ヤマモトヒデユキ

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